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GSX-R1000 (K3) エアクリとプラグ交換 [バイク]

さて、出雲詣から帰ってきて洗車だけはやったのだが、そろそろプラグとエアクリを交換と思っていたので、本日は早起きして取り掛かった。

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メンテナンススタンドはあるととても便利。ホントはフロントも欲しいのだがとりあえずはリアのみでも問題ない。必須なのはエアコンプレッサーだ。私はRYOBIのACP-50を愛用している。使い終わったら必ずタンクの中のエアを抜いておくことが必須。水分が溜まってしまうのを防ぐのだ。

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リアシートをキーで外して中にある棒を取り出す。シートを固定する4mm六角の左右2本のボルトを外しシートを外す。

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ステアリング付近で留めてあるタンクの固定ボルトを2本外し、タンクを持ち上げる。取り出しておいた棒をステアリング中央の穴とタンクのボルト穴に挟んでタンクを持ち上げた状態を保持する。シートを外さないとこのようにタンクを持ち上げることができない。

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車体左面でパイプを引き抜き、センサーを固定しているビスを短いプラスドライバーで外す。ビスを落とさないように注意。インジェクションのバンドを長いプラスドライバーで緩める。車体右側に回って残り2本も緩める。

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車体右側ではパイプとセンサースイッチも外す。緑色のカプラーはツメを押し込んで引き抜けば簡単に外れる。

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ステアリング付近のボルトを外す。エアクリーナーボックスを上方に引き抜いて取り外す。

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エンジンが見えたら必ずエアでゴミを吹き飛ばしておく。プラグキャップを引き抜いてさらにプラグホール内も念入りにエアを吹く。プラグレンチを入れて古いプラグを取りはずす。

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使用するプラグはNGK製 CR9Eだ。交換の目安は3,000~4,000km走行ごと。バイクのプラグの寿命は4輪と比較すると相当短いものだと思って良い。私は新しいプラグのネジ山には薄くグリスを塗布するようにしている。プラグレンチにプラグをセットしてゆっくり確実にねじ込んでいく。止まったところから約半回転くらい締めこむ。あまりグイグイ締めこまないように注意。プラグキャップの中の接点部分もエアで吹いてゴムのキャップには薄くシリコングリスを塗布する。

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プラグキャップは確実に押し込む。この作業を4本分行なう。

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先ほど外したエアクリーナーボックス。全てのプラスのビスを10本緩める。真ん中は穴が深いので長いドライバーが必要だ。

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エアで吹いて再利用も可能だが、今回は黄砂も吸わせてしまったので交換してあげることにした。ボックスの内部も綺麗なウエスで拭き取ってあげる。新しいエアクリーナーをUPマークを上にして確実にセットして上蓋を閉め、元の通りにビスをセットする。

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インジェクションとの接合部分に薄くシリコングリスを塗布する。取り外しや組み付けの時にやりやすくなるのと同時に密閉度も高める効果がある。

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エアクリーナーボックスを取り付ける。フロントのダクトを先に入れてからインジェクションの穴に合うように上から押さえる。確実に入ったことを確認してインジェクションのバンドをしっかりと固定。センサーやホース、ビス等を元の通り確実に取り付ける。タンクを元に戻してエンジンを始動。各部の再チェックで作業完了となる。

GSX-R1000 K3はメンテナンスがとても楽チンだ。SUZUKIは実に良く考えてコイツを作ったのだと感心させられるのだ。

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エンジンを停止し、チェーンの洗浄、注油を行なう。私は走行後は必ず行なう作業である。メンテナンススタンドはこのためには必須なのだ。ついでに前後タイヤのエアもチェックして本日の作業は終了。実に気持ちの良い休日のひと時ですな~!

西遊記 その五 ~エピローグ~ [バイク]

AM5:00起床。空は晴れている。テントは汗をかいていてたたむのが嫌だった。湯を沸かしてコーヒーだけ飲んで荷造り開始。 チャチャッと終了。

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さて、私の荷造りは色んな人から褒められる。「この荷物でキャンプできるんですか?」とよく言われる。 荷物は二つに分かれている。一つはテントと寝袋。もうひとつは着替えや洗面用具。ランタンやコンロなどの炊事用具と雨具等が入っている。ショックコード2本でそれぞれの荷物を固定し、マットを積載。ネットで上からさらに固定して完了だ。ナンバープレートのボルトを利用するフック固定のバーを付けているがコレは便利ですぞ。これで荷崩れを起したことは一度もない。バイクの走りはドン亀でどうしようもないのだが、ことロングツーリングに関してはまぁまぁのベテランになったと自負している。19歳の時に紀伊半島を一周してから東北、そして北海道を6回旅してきた。今回は十数年ぶりのロングでいささか不安もあったがロングツーリングの極意は身体が覚えているものですねぇ。

キャンプ場を出ようとすると管理人さんが出てきて見送ってくれた。こういうのが嬉しいんだよね!次に四国に来たら絶対にまた来ようと思う。R11を鳴門方面に進み県道1号を右折すると大阪峠に至る。かつて源義経も通ったと言われる細い峠をクネクネと登っていくと眼下には素晴らしい景色が広がっている。バイクを停めてエンジンを切る。静かな朝の静寂を吸い込むとなんだか旅の終わりが名残惜しくて仕方なくなった。

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峠を下り、板野ICから高松道に乗るとピシッとモードが切り替わった。一路ヒガシヘ。

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鳴門の渦潮を眼下に眺めて大鳴門橋を渡る。淡路島を北上。

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そして日本が誇る建造物である明石海峡大橋を渡ると空気の匂いが変わった。本州なんだ!!山陽道~中国道~名神~新名神と進んでいく。この辺りの高速は土地勘がないので解らない。料金が上乗せされるのもメンドクサイので遠回りでも都市高速を避けた。亀山JCから東名阪、四日市JCから伊勢湾岸道路へと進入していく。予想通り渋滞も無く実に順調だ。習志野ナンバーのマークⅡが快調に飛ばしている。良いペースなのでついて行く。ふとミラーを覗くと白いクラウンがくっついてきている。殺気!!!背筋がゾクッとした瞬間にグリルの中に赤いランプが点灯した。「しまった!覆面!」咄嗟に左に避けて急減速。覆面は前のマークⅡにぴたりとつけてサイレンを鳴らし何か叫んでいる。と、マークⅡがハザードを出した。「俺じゃない!俺じゃない!」(笑) 覆面の後ろをグルッと回って右車線に出た。どうやらマークⅡは御用となったみたいだ。覆面に敬礼して加速。ホント心臓に悪いよ(笑)

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伊勢湾岸道路からいよいよ東名に入った。浜名湖で昼食。ちょっとリッチに鰻弁当を頂く。その後も流れは順調で14:40に無事帰宅した。 帰宅するとそそくさとテントを出して庭に設営。充分に乾かす。そして愛機K3の入念な洗車。一通り終わると家族を駅までお迎えに行く。5日ぶりの対面だ。まぁ、たったの5日だから別になんともないのだが・・・そんなこんなであっというまに日常モードに戻ってしまった。不思議と疲れは全く感じない。自転車のトレーニングの賜物かな?(最近さぼり気味であるが) 夕食後、地図を眺めて今回の旅を振り返る。良い想い出になるだろうなぁ~・・・さてと・・・お次はどちらへ参ろうか!?

西遊記 その四 ~ヒガシヘ~ [バイク]

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佐多岬から八幡浜に戻ってくると15時を過ぎていた。R197とR378の分岐点。ホントは宇和島方面に行きたいのだが、ここでカミサンに連絡を入れる。電話の向こうはなるべく早く帰って来いとの様子・・・・まぁ、色々と事情もあるようなので、ここはグッと我慢して帰路の方向に進むことにした。松山方面へ折れる。海沿いのカーブをひらりひらりとバイクを走らせる気分は最高である。 しかし、この時間に八幡浜にいるのに何とか帰れるのか?しかも5月5日の上り方面大渋滞の夜中をぶっ通しで?まぁ~・・とりあえずもう少しヒガシヘ走ってみよう。
松山からは松山自動車道に乗ってワープ。一路鳴門を目指して走り出した。途中、足立ナンバーのFZ1 Fazer を抜く。MAMOさんと同じバイクだ。上分PAで休憩しようと入るとFZ1も入ってきた。「いや~ 多摩ナンが抜いていったので・・」と話しかけてきた。聞くと九州を回っていたようだ。暫くはライダー談義が続く。彼は讃岐で宿を予約しているようだ。これから東京まで走るつもりの私を「コイツ・・・アホか?」と思っただろうなぁ~(笑) お互いの無事を祈って分かれる。

津田の松原SAまで来るともう18時を過ぎる頃。夕闇も迫ってきた。「四国は大きいなぁ~」なんて思いながらカミサンに再度連絡を入れる。「今日無理して走ったら危険だ。もう一泊して明日の空いている日中に帰ったほうが良いと思うよ」 「まぁ、任せるよ・・・・で?何時に到着しそうなの?」 あのな~!「危ないのなら安全なように帰ってきて!心配なのよ」 そのくらい言ってくれるかと思ってたけど・・・・ガックリ・・・・
津田東ICで降りてガソリンを給油。”みろく自然公園キャンプ場”に到着。しかし・・・なんだか雰囲気が嫌だ・・・ちょっと考えてツーリングマップルを開く。もう少し先に”とらまる公園キャンプ場”がある。ここは高評価のコメントが書いてある。「おし!ここは止めよう。とらまる公園まで移動だ」 県道10号を走りR11に出る。そして”とらまる公園”に到着。しかしキャンプ場が見当たらない。ウロウロ探していると、とっぷりと日が暮れてしまった。近くで釣りをしている人に聞いてみたが解らないと言う。しばらくウロウロしたが見つからない。日が暮れて真っ暗になると急激に寂さと不安がこみ上げてくる。結局公園のどこから入っていいのか解らなかった。

ツーリングマップルを開き再検討。引田の海岸沿いの小さなキャンプ場に行ってみることにした。ここがダメなら鳴門まで走って宿に飛び込もうと覚悟を決めた。R11を暫く進むと看板を発見。この交差点を左に行けばキャンプ場、右に行けば風呂がある。風呂は20時までらしい。先に風呂に行くことにした。もしもキャンプ場がNGでも風呂だけは入っておきたい。おばちゃんに場所を聞くと直ぐに解った。今日一日の汗を流し、風呂に浸かって極楽気分。不安が少し薄らいだ。交差点を渡りキャンプ場へ。案内はしっかりしているので迷わなかった。

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到着するとなんと立派な!!”大池オートキャンプ場”だ。受付は暗かったが直ぐに年配の係の方が出てきた。受付を済ます。1250円とちょっと高めだったが、とても親切にしてくれて嬉しかった。なんとシャワー室も完備されているそうで四国を回られる方にはぜひともお勧めのキャンプ場だ。チャチャッとテントを設営し、チャチャッと米を研ぐ。コンビニで仕入れていたおにぎりを頬張りながらレトルトカレーを温める。ビールが美味い!!米もうまく炊けた。星空を見上げて最後の夜に乾杯だ。それにしても駆け足すぎた旅だったかな??でも西日本をここまで走れたことには満足だ。
明日は帰路。もう渋滞はないだろう。ノンビリ安全に帰ろう!!

西遊記 その参 ~四国へ~ [バイク]

3日目の朝、自分の寝言で目が覚めた。AM 4:50。 山間のキャンプ場はやっぱりちょっと寒い。5:30くらいまでモゾモゾと寝袋の中で蠢いていたがようやく起床。クノールのカップスープを作って身体を温めた。荷造りをチャチャっと済ませて出発だ!

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JR尾道駅に到着した頃はまだヒンヤリとした空気だった。自転車仲間のNOBRANDさんもここに降り立ったんだなぁ・・・ 帽子を被って杖を突いた老人が話しかけてきた。「尾道はえ~街やで~!てっぱんのロケ地や。バイクならようけ回れるやろ~?」 私は傍に居たビアンキのクロスバイク2人組の青年をチラリと見ながら言った。「いや~・・・こういう街は自転車で回りたいよ」

ビアンキの2人組みにも話しかけた。「どちらからですか?」 「大阪ですぅ~」 「2台ともビアンキなんですね!」 「え?自転車も乗られるんですか?」 「はい、大好きなんです」暫く自転車談義に花が咲く。こんな会話が出来るのが旅の醍醐味でもある。

まだ開いていない商店街を歩くと”てっぱん”のテーマソングが流れている。境港で”ゲゲゲの女房” そして尾道で”てっぱん” NHKの回し者ではありませんが(笑) 弟からお奨めされていた千光寺に行ってみよう。ロープーウェイの発車時刻まで20分近くある。どうしよう?坂の街なんだから坂を歩こう!なんて思って”猫の細道”を登り始めた。

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風情のある小路を汗だくになって登っていくと素晴らしい尾道の景観が待っていた!曇っていた空が晴れてきた!

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「わ~!!最高やなぁ~!」思わず関西弁で叫んでいた。さらに上へと登っていく。”てっぱん”のタイトルで踊っていた石の舞台がある。ここで記念写真!

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すると目の細いオッチャンが話しかけてきた。「尾道はえ~とこやろ~!で、なんであんたは独りなん?家族と来はったらえ~のに??」 「いやいや!ヨメハンと子供らのことを忘れたくて独りなんや!」とジョークを返すと周囲の人も大爆笑だった!(成) 
登りきった千光寺の展望台で暫くは尾道の景観を堪能する。素晴らしい~ 映画のロケで使われるだけあるなぁ~! 来て良かったよ!また来たいね!今度はヨメハンと子供らと!(笑)

さてさて、尾道を堪能したらお次は勿論!! ”しまなみ海道”ですよね!ということは勿論!四国に行っちゃうワケである!

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メクルメク官能な時間を過ごす。この路はスケールが違いすぎるぅ~!!とにかくヘルメットの中では凄い凄いの連発だ。横浜ベイブリッジ?お台場?? No! No! そんな規模ではござらんヨ!!ライダーで良かった!こんなに素晴らしいツーリングを経験できるなんて俺様は本当に幸せものだぞ~!!!絶対にもう一度来る!次は自転車で渡ってみよう!橋を渡るたびに感動がこみ上げて来る。ここを開通させた多くの人々の努力に感謝しなければなるまい!!日本バンザイ!本当にありがとう!!

四国に入り今治小松自動車道~松山自動車道で大洲までワープする。それにしてもまだ興奮冷めやらぬ。もう一度戻って”しまなみ海道”を渡りたくなる気分だ。 大洲で給油。佐多岬までどれくらい掛かるのかを聞くと「道が細くなるので結構かかるよ~バイクなら往復で3時間半くらいかなぁ~」とのこと。なるほど・・・電車は通っていない。車で行くにもかったるい。バイクで行くしかないようなところなのだ。それでは行くしかないよね~!実はこの旅の終着点は佐多岬と決めていた。天候が悪ければ諦めようと思っていたのだが、マンマと晴れたしね。

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5月5日 13:30 佐多岬到着。 遠く九州を見つめる。この旅の終着点・・・・ここで終わりか・・・なんだか寂しいなぁ~ でも・・・次はこの海の先まで行こう!九州が待っているではないか!「日本は狭い」なんて誰が言ったのだろう?そんなことは無い。日本は広いのだ!

旅に出ないための言い訳など、キリが無いほど浮かんでくる。でも、ほんのちょっとの”お金”と”時間”そして”勇気”があれば旅に出ることが出来る。人生の中のたった2泊や3泊の時間が何故作れないのだろうか??難しいことかもしれないが、そのくらいの時間なら作ったって良いのではないだろうか?「奥さんや子供が大切ではないのですか?」とは良く聞くセリフだ。私はそんな失礼な質問が来たらこう答えるだろう。「奥さんや子供が大切だからこそ、旅に出るのです」と。

続く・・・

西遊記 その弐 ~神々の国へ~ [バイク]

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AM5:00起床。 昨夜は周囲の関西弁を子守唄にしながら寝付き、グッスリと熟睡できたようだ。私は生まれも育ちも関東だが、関西は大好き。父が関西人だからか、気質が合っている感じがするのだ。確かにマナーの悪さは好きではないのだが、そんなのは関東だって変わらないと思う。むしろ関西の人のほうがより人間味があってあたたかいかも・・・あと、関西弁って耳に心地よかったりする。関東人は関西弁が怖いと言う人が多い。でも、関東の言葉のほうが冷たい。細かいニュアンスも関西弁のほうが伝わりやすかったりする。
まぁ、でも私は嫌いな土地が無い。少なくとも日本の何処へ行っても「ここ嫌い~!」と思ったことはあんまりない。その土地、その土地の良さがあるし、何よりも人との触れ合いは最高の喜びだ。

昨日は見なかった砂丘へ行ってみる。キャンプ場を出てすぐのところだ。

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うぉ~~!これが鳥取砂丘だぁ~~!なんという豪快な景観だろう!!

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砂丘を登ると海が迫る。凄い!ここへは朝早い時間に来たのが正解だったかな?出来れば夕焼けの時にも来たかったのだが・・・昨夜間に合えば良かったのだけれどね。まぁ、とりあえず見ることが出来たので大満足でした。この鳥取砂丘は観光地としての規模的にもちょうど良い感じでとても好きになった。

さて、鳥取砂丘を後にして一路9号線をニシヘ・ニシエとひた走る。伝説の白兎海岸を過ぎて米子へ向かう道はまるで北海道を髣髴とさせる豪快なストレートが延々と続く。 

ふと気が付いたのだが、すれ違うライダーから意外とピースサインが来るのだ。ライダーも少なくなったことだし、復活の兆しなのかな??米子に入りR431へ左折し境港を目指す。ゲゲゲの鬼太郎で一躍有名になった水木しげるさんの故郷だ。

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せっかくなので記念館に入ってブラブラ。しかし水木氏の人生は本当に面白いなぁ~ 素晴らしい人だ!

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”水木しげるロード”に戻って大好きな妖怪”小豆洗い”と2ショット!この通りの人の多さは凄い。ゲゲゲが無かったら普通の漁港の商店街だったろうに・・・

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子供の頃、異様に怖いと思っていた”こなきじじぃ” 水木しげる氏の妖怪解説本は子供心に強烈に焼き付いている。こういう”怖い存在”って現代の子供にもあるのだろうか?私の子供のころにはこういった恐怖の存在が道徳教育の一環にもなっていたような気がするのだが・・・

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こいつが一番大きかった。 ジャパニーズ・ミッキーマウス!!??

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境港を後にして美保関へ向かう。途中の美保神社でお参り。縁結びのお守りを買う。出雲大社と2つセットで縁起が良く、御利益間違いなしとのこと。

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うす曇りながら絶好のツーリング日和。漁港を眺めながらのんびり快走。そして美保関の灯台に到着。世界歴史的灯台100選らしい。ここから県道を折り返して松江へとR431を走る。中海を左手に見ながらK3は元気に吹け上がる。散々黄砂を吸わせてしまったから、帰ったらエアクリとプラグは換えてあげるからね~!

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松江に到着。まずは小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)の居宅と武家屋敷を見て回る。 そして松江城を散策。独りでプラプラと歩いているのだが、やっぱりたまには話し相手も欲しくなりますなぁ~
松江を出て今回の旅の本丸でもある出雲大社へとコマを進める。神々の国についにやって来たのだ。

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なんと本殿は改装工事中であり、仮殿での参拝であった。しかし、しっかりと拝んできましたぞ!ここでは2礼・4拍手・1礼の作法をしっかり守る。「我が弟に良縁がありますように!!」 あんまり欲張ると神様に失礼なので願いは弟の良縁ただ1つとした。他の人の分まではお祈りはしなかったので悪しからず!お守りを買って出雲大社を出る。丁度昼時なので出雲蕎麦でも食べようかと思ったが、どこの店も長蛇の列。結局諦めることにした。大社様から直ぐそばにある、旧大社駅に向かう。

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やはり鉄道ファンとしては来なきゃならないネ。でも、ホントはバイクでなく鉄道の旅で来るべきだと思います。さて、出雲大社を後にしてR9をまたもニシヘ~ニシエ・・・世界遺産、石見銀山を目指す。道の駅・ロード銀山で遅いランチ。名物の箱寿司と三瓶そばのセットを注文。なかなか美味しかったです。県道へ左折して標識を頼りに進んでいくと世界遺産センターに到着した。

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さて、世界遺産の石見銀山に来て解ったことだが、登録されているのはこの一帯の山全てであるのだ。どうやってこの世界遺産を見ればよいのか解らなくなった。そして見学できるのは2つの坑道と古い町並みくらいなものだということ。ここ世界遺産センターでは一通りの説明と銀の精錬を紹介している。見学料を支払い資料を見物したのだが、昔からの精錬技術の高さには驚くべきものがあった。今回は坑道や町並みを見ることは時間的に厳しかったのでパスさせてもらった。次に来る時はもう少し時間に余裕をもって見てみたい。

石見銀山を後にして、ここからはひたすら南下だ。ミナミヘ・・・ミナミヘ・・・R375は川沿いを走る。国道と言えども三次(ミヨシ)までコンビニもガソリンスタンドも一切無い。三次に到着した頃はもう17時を過ぎていた。コンビニで今夜の夕食やらビールやらを買い込んでキャンプ場を探す。ライダー定番のツーリングマップルしか情報源は無い。世羅まで降りていくと青少年旅行村のキャンプ場がある。ここは温泉マークもあるので風呂にも困らないだろう。 キャンプ場へは看板も何もないので探すのに苦労したが、到着すると雰囲気は良さそうだ。950円掛かるがもう暗くなるので此処にお世話になることにした。なんとガッカリだったのは風呂が壊れていて、ここから10分ほどバイクで行かなければならなくなったことだ。受付では「お独りで寂しくないですか?」なんて聞かれた。とても親切な方で、本来ならば禁止されているバイクのサイトへの乗り入れもOKしてくれた。

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私が長年使用しているダンロップ R-204というテントはツーリング用ではなく山岳用。1人用だと荷物がほとんど置けないので2人用を選択した。ちょっと値は張ったが大変良い品である。その昔は安物を使ったことがあるが直ぐに破れてしまった。夜中の3時に浸水で目が覚めたこともあったなぁ~ このR-204はもう20年以上使っているが何一つ壊れることも無い。設営・撤収が素早く出来て前室がついているのが気に入っている。

テントを設営して風呂まで走る。寂しい山道を延々と行くと香遊園という風呂に到着。ユックリと汗を流す。外に出ると勿論真っ暗で、また来た道を帰るのかと思うとゲンナリだった。ハイビームで暗い山道をサイトまで帰る。私のサイトの周囲には誰も居ない。漆黒の闇だ。ランタンに灯りをともすとホッと安堵する。米を炊いて晩飯だ。本日はマーボー丼&ポテトサラダ。ちょっと奮発してプレミアムモルツで独り乾杯。星空を見上げてライダーの喜びを噛み締める。 本日の走行距離400km。目標の尾道までは辿りつけなかったが、あちらこちらでノンビリしたのでこんなものかも。

続く・・・

西遊記 その壱 ~神のお告げ~ [バイク]

先日実家に行った折、風呂に浸かっていると、ふと背筋がピン!となって一瞬動けなくなった。そして「そなたは出雲大社に詣でよ~ さすれば弟が良縁に恵まれるぞよ」という言葉が聞こえた。お~!これぞ神のお告げじゃ!!
家族に一緒に行こうと相談したが、どうも乗り気ではない。「独りで行ってくればぁ?」とのお言葉が。これも神様の思し召しと思い単独行を決断する。

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そしてついに決行の日が訪れた。5月3日 AM4:15 起床。準備した荷物をそそくさと愛機K3に積載する。黄砂舞う中を出撃。東名町田ICから一路敦賀を目指す。まだAM 6:00前だというのに町田から大渋滞が始まっており、すり抜けを繰り返しながら突き進む。ニシエ・・・ニシエ・・・名古屋を過ぎて名神に乗ってもまだまだ大渋滞だ。散々迷ったがやはりバイクにして正解だったと思う。これ、4輪だったら絶対にたどり着けないだろうな~
北陸道に入るとやっと渋滞が解消されて無事に敦賀ICで高速を降りる。ここからの一般道で向かう先は天橋立だ。

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黄砂の影響で景色は殆ど霞んでいる。この日初めて撮影したのは北近畿丹後鉄道の橋梁。電車が来るのを待とうかと思ったが、その余裕はなかった。

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到着した時は既に15時を回っていた。やっと来た。いつも地図を見て行きたいと思っていたのだが、ようやく来たのだ。松林をとぼとぼと歩く。それにしても・・・・・どこまで行くんだ?遠い~! でも此処まで来たのだからとりあえず全部歩いてみよう!

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やっとの思いで松林を抜ける。お~!船があるじゃん!片道600円也。これに乗って戻ることにする。

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ボートから見た天橋立。ホントは展望台にも登りたかったが、時間も時間なのでパスすることにする。バイクに戻ると16時過ぎになっていた。さて、今日の宿は何処にするか・・・・キャンプ場を探さねばならない。この時期は日が長いのだが16時を過ぎると不安になってくるものだ。計画では鳥取砂丘まで行かれるかと思っていたが多分無理だろう・・・・とりあえず行かれる所まで進んでみようか。R312~R178で丹後半島を横断、餘部鉄橋を超える。部分的に無料の高速道路となっていてハイペースで移動できる。ホントは途中の城崎温泉など魅力的なところはあったのだが、すっ飛ばしてしまった。思った以上にハイペースで走ると鳥取の標識が出てきた。「うっしゃ~暗くなってもいいから砂丘まで行ってみよう!」ひたすらアクセルを開けて進む。太陽がドンドン落ちていくのと競争だ。

鳥取砂丘に到着した時、まだほんのり明るさが残っていた。無理かと思っていたがどうやら目標の砂丘まで辿り付けた。”柳茶屋キャンプ場”にお世話になることとする。 充実した設備でしかも無料なので人が多い。でも駐輪場に停めてあったバイクは15台ほどしかなかった。あとは皆ファミリーキャンパーだ。とりあえずテントを設営して荷物を放り込む。着替えとタオルのみタンクバックに入れて、受付で聞いていた”みさき屋”さんという風呂に行って今日の汗を流した。それにしてもよく走った。本日の移動距離は680km。最長記録ではないけど此れまでの5位以内には入るなぁ~ そしてバイクで来た最西記録となる。いつも北方面ばかりで西にはなかなか来なかったのだ。

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サイトに戻って晩飯を作り始める。といっても米を炊くだけなのだが・・・さて、本日は”すし太郎”を持参してきたので、あったかごはんに混ぜるだけなのだ!! 出発前に購入したEPIgas REVO-3700は充分な火力でこんなにコンパクト。自転車ツーリングでも使えると思って買ったのだが大満足だ。食事を済ませ独りビールを飲みながら明日もバイクで走れる喜びを味わう。至福のひと時だ!明日はいよいよ出雲入り。予定では尾道まで南下する。

続く・・・・



GSX-R1000 ユーザー車検完了! [バイク]

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満期になるGSX-R1000のユーザー車検に行って来た。今回は八王子の車検場での検査となる。過去に所沢、川崎、鮫洲は行ったことがあるのだが八王子は初めて。近くに予備車検を行なっているところが見当たらなかったので予め調査だけはしておいた。 8:50に到着。窓口で「バイクのユーザー車検ですがどのように進めばよいですか?」と質問すると丁寧に教えてくれた。まずは書類を購入し自賠責保険に加入。重量税の印紙を購入してから書類を作成する。 たかが2枚の書類に代書は必要なしと思い自分で記入する。見本もあるので迷うことはないがメンドクサイ方は代書してもらえば良い。指定窓口に提出すると不備を指摘され再度記入して提出。
1番レーンにバイクを移動の指示が出る。

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まずは書類を確認してもらい、金槌でコンコンとホイールチェック。続いて前後ウィンカー、ヘッドライト、ホーン、前後ブレーキランプ、ナンバー灯、ハンドルロックと確認される。ここでナンバー灯が点灯しないことが判明。そしてホイールの割りピンがついていないことを指摘される。

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とりあえずその他の検査をするためにレーンに進入。前後ブレーキ制動チェックをパス。続いて速度計チェックだが、GSX-R1000はリアから速度を検出するためリアタイヤをローラーに載せる。これもパス。続いて排気ガスのチェックをされた。棒をマフラーに突っ込んで待つこと10秒ほどでOKが出た。次にライトの光軸チェックに進む。実はこれが一番厄介だと思っていた。ズレていたらテスター屋で調整が必要で2500円ほど掛かることは解っていたからだ。以前は予備車検を受けていたが今回は一か八か勝負に出た。不合格なら予備車検場に行って調整すればよい。ちょっと緊張しながらロボットの動きを見ていたらアッサリ合格した。

これで一通り終了。割りピンとナンバー灯を整備してもう一度レーンに戻ってくるように指示される。昨日のチェックでリアブレーキランプが点灯せず慌てて配線を作ったのだが、ナンバー灯には気が付かなかったよ!トホホ・・・まぁ~ナンバー灯はともかく、まさか割りピンなんかで言われるとは・・・チェーンの調整を行なって外したままにしてしまったのが悪かった。気をとりなおして、予め調べておいた予備車検場に向かう。車検場を出て3分くらいの新滝山街道にあるファイブチェックさんだ。 場所はこちら ↓

http://fivecheck.com/sub1.html

ここでナンバー灯を交換。ホイールの割りピンを入れてもらう。 850円也。 とても親切に対応してくれましたよ。もしもライトの光軸で不合格な場合もここで調整してもらうつもりだったのだ。 

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車検場に戻ってレーンで待っていると突然全ての電気が消灯。検査員も居なくなってしまった。10:30まで15分ほど待つと再び検査開始となる。どうやら休憩時間だったようだ。ほ~・・・そんな休憩時間があるんだ~ ザ・コウムイン!っていう感じだね。書類を手渡し、ナンバー灯と割りピンを確認してもらい、書類にベン!ベン!と判を押してもらう。次はこの書類を総合判定の事務所に持っていく。総合判定事務所はレーンの出口付近にある。「お願いします!」と提出するとベン!ベン!と判を押してくれる。ビッ!と無言で返却。「あの~・・・次はどちらへ行けば良いですか?」と質問。「ろくば~ん!」とブッキラボウな返事。よ!ザ・コウムイン!

6番の窓口に書類を持っていくと新しい車検証とステッカーが発行される。ステッカーをナンバープレートに貼り付けて車検は完了~!ちなみ掛かった費用は次の通り。

自賠責保険料 13,400円、 用紙代 20円、 検査登録印紙代 400円、 審査証紙代 1,300円、 重量税印紙代 4,400円、 ナンバー灯、割りピン代 850円

合計 20,370円 でした。

灯火類のチェックが甘かったのと割りピンひとつでも重要だということが今回の反省点ですね。ちなみにユーザー車検が面倒な人は車検代行屋さんもある。車検のエスエスさん。私はGSX-Rになってからはいつもここを利用してたのだ。最低限の整備で車検を通してくれる。しかも指定地域ならば持って行ってくれて、持ってきてくれる。車検が切れて自走できないひとならばお奨め。対応も親切で丁寧だ。 車検のエスエスさんのURLはこちら! ↓

http://www012.upp.so-net.ne.jp/syaken/

ユーザー車検の注意点は必ず居住地の納税証明が必要ということ。以前経験したのだが、納税してから引越しなどで住所が変更になったら必ず役所に行って証明書を発行してもらうこと。結構落とし穴なので要注意ですヨ。

さぁ~て・・・明日からの出雲大社参拝の準備にとりかかります!
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GSX-R1000 タイヤ交換 [バイク]

昨日のツーリングでは帰りの峠でリアブレーキが全く効かなくなるというトラブルが発生した。先週Napsで不調は言われていたのだが・・・原因はパッドが減っていたことと、フルードの劣化だ。冷えればまた効くのだが、多用するとすぐにフェードしてしまう。誤魔化しながら帰宅したがこれはマズイと思って、今日は早朝メンテを敢行した。

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まずはパッド交換。元々予備は買ってあった。Project μ のパッドだ。約15分で作業終了。さて、フルードをどうするか・・・迷ったがやはりここはNapsに持っていこうと決断。その他の箇所をチェックする。 これも解ってはいたことだが、もうフロントタイヤが限界に近い。たまには違うタイヤを履かせても良いかと思ったが、価格と性能、好みを勘案するとやはりMichelin Pilot Powerに落ち着いてしまう。朝食後に買い物に行き、帰宅後にNapsへ。
タイヤとリアブレーキフルードの交換をお願いして一時帰宅。チビスケをサッカー練習に連れて行き、夕方再びNapsへ引き取りに行った。

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帰宅後にチェックをすると、またしてもトラブル箇所を発見!リアブレーキランプが点灯しない・・・バックステップを入れたときにバンジョーのスイッチに交換したのだがどうやらコイツが作動していないのか。急遽ノーマルのスイッチに切り替えるため、配線を自作して点灯を確認する。
フ~・・・これで何とか2日の車検に通るだろう。

今年初のツーリング [バイク]

GWがスタートした。29日は天気最高!気温はちょっと低めだが絶好のツーリング日和となった。参加台数10台。久しぶりに大所帯での春ツーリングだ!

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東名高速 中井PAで待ち合わせ。ゼファーのS君が途中で路肩走行で警察に御用となったようだ。ご愁傷様でしたぁ!(南無) 御殿場ICに到着するとそこにはMiyukiさんの姿が無い・・・オットさんは来ている。もしや御殿場通り過ぎたか?? やっと連絡がついたと思ったら愛鷹まで突っ走ったようである。なんというチャーミングな人!!(笑) オットさんが沼津までお迎えに行くことになり、熱海峠で再び合流することとなった。

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我々は芦ノ湖スカイラインへ。途中事故を何件か目撃。ここで事故を見ない日は無い。これでは二輪車通行禁止になってしまうかもしれないぞ~! くれぐれも注意ですな。 ゆっくり走っていると先に行ったはずのカタナ改のO君が反対車線を走ってくる。どうやら待っているのも退屈なのでガンガン走りたかったようだ。それにしても速すぎ~~!! 

今回はオートバイでは初のGOPRO撮影をやってみた。編集作業が大変そうだが、出来上がったら公開しますのでお楽しみに! メンバーをなるべく均等に撮影しようとウロウロして迷惑だったかもしれませんが、その辺はご容赦くださいませ!

熱海峠で夫婦と合流。伊豆スカイラインを亀石峠まで走る。天気も気分も最高だ。これはGWのハイライトかもしれないね~! 亀石峠を下って給油。三津を目指す。三津から左に折れて海を見ながら快走。ランチはいつも”やま弥”さん そしてまたいつもの鯛丼を頂きました。

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昼食後は達磨山を登って、旧西伊豆スカイラインを仁科峠の牧場まで往復。尾根伝いのアップダウンで景色を堪能した。海沿いに戻って沼津市内を回避する道に入ったがここでちょっと迷ってしまった。m(__)m
国道1号を登って箱根新道~小田原厚木道路~東名高速で帰宅。今年初のツーリングは私としては大満足だった。皆さんは楽しんで頂けただろうか? 次は北方面だね。その前に車検を通さなきゃ!

今年はじめに亡くなられた千葉のオヤジさん、そしてホントはここに来るはずだった従兄のYukiのことを思いながら走った。二人の思い出の品をタンクバックに入れていたのだが・・・2人とも楽しかったかな??

GSX-R1000 (K3) オイル交換 [バイク]

このブログをスタートした最初の記事はGSX-R1000のオイル交換の記事だった。あれから丸2年経過したのだ。その間、オイルを換えずにここまで引っ張ってしまった。愛機K3よ!すまなかったの~(謝)

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午前中のチビスケの入学式を終えて、ちょっと時間があったので外しておいたバッテリーを取り付けようと久しぶりにK3に触った。エンジンは一発始動。被ったホコリを拭いてあげて所定の位置に戻そうとしたら、「あれ??なんでこんなに重い取り回しなの?」見るとリアタイヤがペシャンコだ。「フロントは入っているのに・・ゲッ!もしかしてパンク??」 チェックしてみるとやはり釘のようなものが刺さっているではないか!しかしこれは恐らく、相当前から刺さっていたのかもしれない。昨年のツーリング途中でエアを充填したことがあった。その時にはすでに刺さっていたのだと思う。
とりあえずエアを充填する。直ぐには抜けないスローパンクチャーだから異物は抜かないでそのままが良い。エアが入っているうちにNAPS相模原店までGO! だ。ホントは一度パンクしたらタイヤは交換するのが望ましいのだが、まだ山も残っているし、金も無い。今回はパンク修理でガマンすることにする。私の愛用しているタイヤはMICHELIN PILOT POWERで1本25,000円くらいはしてしまう。修理ならば1,250円だ。店の人にはあくまでも応急処置ですと言われたのだが、背に腹は変えられない。
平日なので作業は直ぐにやってくれた。このお店の親切な対応にはいつも頭が下がる思いだ。ふと店内の棚を見るとSUZUKIの純正オイルが20%オフ! ここまでず~っとMOTUL 300Vという高価なオイルを使ってきたのだが今回は純正で行こうと決意していたのでGETすることにした。純正オイルだとMOTULの約半分の値段だもんね~ リアのバックに4L缶をムリヤリ押し込んで帰宅。早速オイル交換に取り掛かった。

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カウルの右半分を外さなければオイルフィルターの交換が出来ない。手馴れた作業なので6~7分で外せる。エンジンは既に暖まっているのでドレンを外しオイルを抜く。ある程度出たらフィルターを外して残りを抜く。フィルターを交換した場合、注入するオイルは3.2Lとなる。

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新品のフィルターとドレンボルトを取り付けてオイルを漏斗でユックリと注入していく。こぼすと量が解らなくなるので慎重に作業だ。規定量を入れたらエンジンを始動!エンジン各部にオイルを回してやる。エンジンをストップしてしばらく放置してからレベル窓を覗いてオイル量を確認する。カウルを元に戻して作業は終了!! アクセルを煽ってみると・・・断然拭け上がりが軽くなった!さてと、Guncannon大佐どのが出撃命令をお待ちのようだ。5月12日まで車検は残っている。その前に一度は走っておこう!

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